パラレルライン
第1章
#1 告白!?
「えええっ!?呼び出されたあ!?」
「シッ!声デカいよ、明菜!」
あたし、大原絢美(15)。
今、学校の昼休みで、友達の明菜と陽奈とあたしの3人で弁当を食べているところなんだけど…
「あ〜もう明菜ちゃん!ご飯つぶ陽奈にとんだんだけど〜」
「すまん、すまん」
明菜が陽奈の制服の袖についたご飯つぶをティッシュで取った。
なぜご飯つぶが飛ぶほど明菜が驚いたかと言いますと……
「で、絢美ちゃん、大高くんになんて言われて呼び出されたの?」
「なんてってゆうか、メールで…」
「「メール!?」」