パラレルライン



「………大原、なんか元気なくね?」

「え、普通に元気だけど」

「俺の冗談にもキレないし…」

あ、やっぱ冗談か…

なんてホッとしてる自分…


「…大丈夫か?」

龍太郎はあたしの顔を覗き込んできた。



顔…近っ!!!!

焦って顔を背ける。




やばい…なんでこんな緊張してんの……





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