パラレルライン
「あ…ほら!相手は学年のアイドルじゃん!?普通にしてても龍太郎になんか落とせないし…だったら協力すれば……あたし、役に立つの好きだからさ…!!」
「ほぉー?」
確かに…
最近のあたしと龍太郎は、前みたいに喧嘩することが少なくなった気がする…
毎日あたしは作戦を考えたり、龍太郎に助言したり…
なぜか必死になってる…
別に龍太郎の恋愛なんか、あたしに関係ないのにね。
「てかさ、噂をすれば…ほら」
ん?