パラレルライン



「あ」

明菜が指差したその先に…


「鳳城百合…」


あたし達の教室の前の廊下をちょうど通りすぎるところみたい。


もぉ〜こうなったら!

突撃するしかない!


「ちょっと行って来る!」

「えっ…絢美!?」

「絢美ちゃんどしたの〜?」


夏休みに入ったらチャンスがない!

となるとチャンスは今しかない!

ミッション…

スタート…!



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