可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
それからあたしはぐっすりと眠って。


目を覚ました時には、もう。


体は楽になって居た。

「…高瀬。」


声を上げて、あたし。


ベッドから起き上がる。


「高瀬。居ないの?」


「はい…。お嬢様…。此処に居りますよ?」


キィ。


高瀬がゆっくりと、部屋に入って来る。


「…やはり。汗を掛かれて居りますね?着替えをと思って、用意したんですよ?」
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