可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
「いえ。」


と、高瀬。


あたしに微笑む。


「言わなくとも、この高瀬。お嬢様の伝えたい事は、お見通しですから…。」





「ちょっと…なっ何よ、それっあたしが単純お馬鹿みたいじゃないっ」


馬鹿にしてるのっ


「いえいえ。とんでもありません。」


と、高瀬。


ポットに手をやる。



「お嬢様とは、長いですから。それ位は……。」

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