可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
高瀬。


お湯の入ってる洗面器や、新しいパジャマを持ってる。


「ほら。やはり汗を掛かれて居りますね。」

高瀬がゆっくりと近づいて来る。


「着替えましょう?お嬢様…。」






「きっ着替えって…。」



あたし。


バッと胸元を腕で隠す。



「…高瀬の前でっ」


「…行けませんか?」


高瀬がちょっと困った様に、笑った。
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