可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
でも…それは仕方ないわよ。


あたし。


ちらっ。


高瀬を見上げる。


さらさらの髪の毛。


整った顔立ち。


優雅な振る舞い。


ドキドキしない方がきっと。


珍しい…。


「…お嬢様?」


気が付いたらもうダンスは終わっていて。


高瀬が心配そうに、あたしを見つめて居た。

「お疲れですか?」
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