可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
(ん…。)


フッと目を開けたら、すっかりもう日は暮れて居た。


体には薄掛けの布団が掛かって居て。


あたし。


其所でハッとした。



寝ちゃったのね…あたし。


「あ…お目覚めですか…??お嬢様。」


高瀬が紅茶を注ぎながら、微笑んだ。


「お疲れの様でしたね。今、アッサムをお入れ致しました。」

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