可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
それとも、と高瀬。


カップを手渡しながら、続ける。


「お腹がお空きでしたら、直ぐに夕食に居たしましょうか…??」


え。


「やだ…そんな時間なの??」


「はい。…18時半ですから。」


高瀬は苦笑して、


「どうなさいますか??」


「そうね。…メニューにもよるかしら。」


あたしの答えに、高瀬。



笑った。


「本日のメニューは、お嬢様のお好きなチキンのクリーム煮。デザートは、薄荷入りのチョコレートケーキです。」
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