可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
あたし。


本当。


可愛くない。


「…紅茶。お代わり頂けるかしら??」


「あ…はい。只今。」

ちょっと傷ついは瞳で頷いて、高瀬。


パッと離れた。


「今、お入れ致しますね。お嬢様。」


…八つ当たりだわ…。


あたし。


内心自己嫌悪。


だけど。



謝る言葉も出なくて…キュッ。


喉が詰まる。


傷ついたわよね…。


だけど。


謝れない。


素直になれないあたし…。
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