可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編

眠れない夜

「…眠れないわ…。」

あれから数時間。


自室に戻ってから、あたし。


これで何回目かしら。

ゴロンと寝返りを打った。


やっぱり。



お昼寝…というか夕寝??をすると、眠れないわ…。


どうしようかしら。


あたし。


チラリとベッドの脇の銀のベルを見る。


一瞬寂しくて、これを鳴らそうかと思ったけれど。


呼べば直ぐに高瀬は来てくれると分かって居たけれど。


もう時間外、よね。


高瀬に迷惑だわ…とか思ったりして。


あたし。


ベッドから起き上がった。
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