可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
とりあえず、何か…飲みたいわね。


あたしはそっと部屋を出て、一人。


キッチンへ向かう。


もう日付が変わる位の時間。


高瀬はもう、休んでるわよね。



あたしはそろそろと、階段を降りて行く。



キッチンへと入り掛けたあたしに、



「…お嬢様??」



高瀬の声が、届いた。
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