可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編
え?と顔を上げると。

高瀬のちょっと心配そうな顔が目の前に。


「どうかなさいましたか?ふらふらと為さっておいででしたから……」


「え?ああ…べっ別に?ちょっと憂鬱だなぁとか思ったりとか…別にしてないわよっ」

なんて、ちょっと膨れちゃう。


「知秋のパーティーなんて憂鬱極まり無いとか、ダンス苦手、とか別に思って無いんだからねっ」
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