Innocent shine―光の道しるべ―
「これ、全部作ってるんですか?」



細かな細工が施されたシルバーの指輪を手に取りながら顔をあげると、声をかけてくれた男性と目が合う。

「気に入った?」と目だけで微笑んだ男性は、よく見ればかなり若く、悠希とさして変わらない年齢に見えた。


「はい、すごく細かくて、きれい……」


「それはよかった。これ、全部こいつが作ってるんだ。なぁ、慶」


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