極上甘々彼氏様

「じゃ、ね……」


羽梨は俺の隣を横切った。

俺…これじゃダメだって…っ


─ガシッ


「…えっ?」


俺は、羽梨の腕をしっかり掴んでいた。


「…バカじゃねーの」


そう言った俺は…


─ちゅっ


羽梨に、初めてキスをした。


「っ…や…何!?」


羽梨はかなり驚いている。

けど…やめてやんねぇ。


「…っん…ぁ…ふぅ…っ…んッ」


俺は、羽梨の口の中に舌を入れて絡めた。


「…やっ……やめっ…り…くっ…!」


やばい…止まんねぇ。

俺は気づいたときには

羽梨の首筋を這っていた。


「やめて…っ…よぉ…」


羽梨の泣き声に気づいて唇を離す。


「わ…わりぃ」

「何でっ…こんなことするの?
…忘れられなくなるじゃん……っ
……期待、するから…やめてよっ…」


その言葉を聞いて俺は

羽梨を抱きしめた。


< 33 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop