極上甘々彼氏様
「じゃ、ね……」
羽梨は俺の隣を横切った。
俺…これじゃダメだって…っ
─ガシッ
「…えっ?」
俺は、羽梨の腕をしっかり掴んでいた。
「…バカじゃねーの」
そう言った俺は…
─ちゅっ
羽梨に、初めてキスをした。
「っ…や…何!?」
羽梨はかなり驚いている。
けど…やめてやんねぇ。
「…っん…ぁ…ふぅ…っ…んッ」
俺は、羽梨の口の中に舌を入れて絡めた。
「…やっ……やめっ…り…くっ…!」
やばい…止まんねぇ。
俺は気づいたときには
羽梨の首筋を這っていた。
「やめて…っ…よぉ…」
羽梨の泣き声に気づいて唇を離す。
「わ…わりぃ」
「何でっ…こんなことするの?
…忘れられなくなるじゃん……っ
……期待、するから…やめてよっ…」
その言葉を聞いて俺は
羽梨を抱きしめた。