アイドルになりました。2

それから1週間後。
レコーディングが始まった。

「唯乃さん。」

「はい!!」

やはり、唯乃のソロパートが少し目立った。
でも、それなりにみんなのパートも増えていた。

「恋をする度に~甘酸っぱくなるのは~」

「ちょっと何か固いな~。
 久しぶりだからかな?」

「はい、すいません!!」

こうして4時間のレコーディングを終え、ジャケット撮影。
それからはCDにつく生写真撮影。
プロモーションビデオ撮影。
抽選者だけのあたるサイン入り生写真など、忙しい仕事を終えた。

「はぁー!!疲れたね!
 静のサイン入り生写真誰にあたるんだろー」

最年少の静菜。

「やっぱ唯乃はいいなぁ。
 チームひまわりのセンターだもん。」

麻里が言う。

「でもさ、みんな今回は同じくらいにソロあったよね!!」

最年長の花音。


「そうだね!でもぉ、疲れたぁー!!」

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