アイドルになりました。2

「返事しなきゃダメじゃん!」

「・・・」

「おいこら!」

「・・・あのぉ?」

ついにえりなが喋った。

「うるさいんだけど。」

・・・・・・・

周りが凍りついた。
昨日まではぶりぶりしていたえりなが!?

「うるさいっておい!
 先輩に向かってぇ~!!」

静菜はいかりが頂点に達していた。

「まぁまぁ静奈。」

花音が来てくれた。

「ちょっと遠藤さん!
 いくら年下だからって無視はないと思う!」

リーダーの花音が注意をしてもえりなは、

「はい、すいませーん。」

と言って携帯をいじるのをやめなかった。
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