キスシリーズ~桜と春とキス~ 短編


「ほんと…?」


「ほんと」


よかったぁ…。


私はヘナヘナと地面に座り込んだ…。


「私…嫌われたくなくて…ヤキモチ妬くのは重いって言うし…だから…」

「俺は嬉しいけどね、だって好きな女の子がヤキモチ妬いてくれるなんて嬉しいじゃん♪」

「たか…や…」

「それに、ヤキモチ妬く三波が可愛いっていうのも分かったし♪」

「た…隆弥!!」

「それで?行きたいとこ決まった?」

「それが…まだ…」

「じゃあ、俺が決めていい?」
「うん、いいよ」

「じゃ、駅前で10時なっ!!」

でも、どうしたんだろう急に…。



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