世界で1番君が好き
土曜の朝。
私は駅でそわそわしながら待っていた。

服は事前に夏美にアドバイスをもらった通り、ショートパンツにチュニック。

サッカー観戦ということでカジュアルにきめつつ、髪はおだんごにしてちゃんとヘアアレンジもした。

あとは京君を待つばかりだ。

この日があまりに待ち遠しくて、20分も早くきてしまった。

京君…早くこないかな。

私は1人微笑んでいた。
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