わたあめ
「でも、俺の中で希の存在は大きかった。

 失うことが怖かった。

 でも希には俺以外の婚約者がいた。

 2人共未練はあったさ。

 けど、お互いの為だ。

 だから学園祭で最後にしたんだ」

「・・・」

何も言えなかった。

涙がボロボロ出て・・・・。

ひたすら雫だけが落ちてきた
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