わたあめ
「昌、奈々枝は?」

奈々枝は男達に絡まれていた。

さっきの男達とは違う奴ら。

「・・・っ」

昌はきっとどうしていいか分からないんだろう。

友達 or 彼女.

まだ少し震えてるあたし。

きっと心配してる。

でも今は奈々枝を助けてあげるべき。

「昌・・・、奈々枝を助けて」

「ここにいろよ?」

そう言って昌は奈々枝の許へ駆けて行った。
< 134 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop