わたあめ
昌は、

元カノが好きだった。

でもあたしは嫌だった。

あたしはそれに何回も涙を零した。

でもその涙を拭ったのは、昌。

まだ未練はあるかもしれない。

それでもあたしで昌をいっぱいにしたいと思った。


 久しぶりに会ったあの夜道。

隣にいたのは、綺麗なお姉さんで。

それをあたしは彼女だと勘違いした。

勘違いしたあたしを

追いかけてくれたのは、昌・・・。

 
いきなり会いに行った時。

きっと迷惑なはずだったのに。

涙を流しているあたしを受け止めてくれたのは、

やっぱり”昌”。
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