わたあめ
聞きたかった事。

「・・・葵、お前は誤解してる。

 我々も葵を花岡家に捧げるのは、苦痛なんだ。

 分かってくれ、葵。」

でも少し、安心したあたしがいた。

「分かりました・・・。

 お仕事中にすいません。

 失礼しました。」

あたしは部屋を後にした・・・。


もう・・・この運命は

変えられない。
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