わたあめ
その時はあたしが・・・

助けなきゃ。



 しょうがないのよ・・・。

いくらちょっとしたお嬢様でも

お嬢様はお嬢様・・・。

 その運命は、

変えられない。


あたし達お嬢様は・・、

 覚悟して生きていかなくちゃ

いけないのかもしれないわ。


 今回は葵だった・・・。

あぁ、そうね。

そろそろあたしの番が近づいてくるわ。


 きっとあたしは・・・、

現実から目を背けるだろう。


 葵みたいに・・・

強くないから。
< 238 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop