わたあめ
心臓の音が聞こえそうなぐらい・・・ね。

『んとな、今度・・・香奈とお前と俺と充(ミツル)で、

 集まろうと思ってんだけど。』

充ってのは、昌の親友で、

あたしらとも繋がりは結構深い方。

「う、うん。それで?」

『お前、今週の土曜日の午後1時に俺ん家来れるかぁ?』

昌の家?

あぁ・・・、あの立派な家ね。

しばらく行ってなかった。

「うん、行ける。香奈はあたしから聞いとく」

『いやその必要は無い。結構前に聞いたし。充にも・・・』

「あたしで最後?」

何それ。

気になるなぁ・・・。
< 27 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop