わたあめ
あたしは玄関を出て庭の通り道を走る。

やがて入口が見えてきた。


すると昌がもう先にいた。

久しぶりの昌。

容姿の良さは変わっていない。

「・・・昌。」

2人のムードは重かった。

2人で夏祭りの会場まで歩いていく。

近いからね・・・。

「葵、久しぶり。」

「うん、そうだね。

 行こっか・・・。」
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