わたあめ
「俺も・・・。

 でも・・・、俺のことずっと好きでいろよ?」

「うん、当たり前・・・・。

 またね、昌。

 ありがと・・・愛してる。」

「俺も・・・。」

あたし達はキスをした。

やがて、長崎が迎えに来た。

あたしは静かに車に乗った。

昌はただあたしの事を儚い笑顔で見つめていた。

車に乗った瞬間涙がどっと溢れてきた。

「・・・ッ、うっ・・・。」


さよなら、昌。

これでおしまいね。


ありがと・・・ね。
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