わたあめ
【昌Ver.】
俺は家に帰った。
姉に話しかけられたがそれどころではなく
無視して部屋に入った。
ベッドに倒れこむ俺。
そっとポケットから手紙を出す。
俺の涙で滲んだ封筒を開けた。
《・・・昌へ・・・
本当に今までありがとう。
大好きだった。
昌と喧嘩した日も、一緒に笑った日も全てあたしの宝物。
でもね、あたし、昌と別れたことは凄い悲しかったけど、
お人形から脱出できたんだ。
でも、もう褒めてくれる貴方はいないね。
最初はただの幼馴染だった。
けど、いつの間にか好きになってた。
昌はかっこよくて、頭が良いよね。
あたしは可愛くもないし、頭も良くない。
始めは、どうしてあたしなんかを選んだの?
って思った。
あたしは遊び道具なの?って思った日もあったよ。
ごめんね、それは違った。
昌はあたしを愛してくれた。
だからあたしも昌を愛した。
夏祭りが最後の夜だとしても、
あたし達はずっと一緒。
本当に楽しかった。
また2人で笑える日はきっとくる。
あたしはそれを願ってます。
昌幸せになってね。
by葵》
俺は家に帰った。
姉に話しかけられたがそれどころではなく
無視して部屋に入った。
ベッドに倒れこむ俺。
そっとポケットから手紙を出す。
俺の涙で滲んだ封筒を開けた。
《・・・昌へ・・・
本当に今までありがとう。
大好きだった。
昌と喧嘩した日も、一緒に笑った日も全てあたしの宝物。
でもね、あたし、昌と別れたことは凄い悲しかったけど、
お人形から脱出できたんだ。
でも、もう褒めてくれる貴方はいないね。
最初はただの幼馴染だった。
けど、いつの間にか好きになってた。
昌はかっこよくて、頭が良いよね。
あたしは可愛くもないし、頭も良くない。
始めは、どうしてあたしなんかを選んだの?
って思った。
あたしは遊び道具なの?って思った日もあったよ。
ごめんね、それは違った。
昌はあたしを愛してくれた。
だからあたしも昌を愛した。
夏祭りが最後の夜だとしても、
あたし達はずっと一緒。
本当に楽しかった。
また2人で笑える日はきっとくる。
あたしはそれを願ってます。
昌幸せになってね。
by葵》