わたあめ
【昌Ver.】

「はぁ・・・。」

俺はPM1:00になっても寝れなかった。

葵を泣かせてしまった悔しさと未練でいっぱいだった。

自然に俺の体はベッドから起き上がっていた。

俺は着替えて、なぜか家を出た。

家を出て、着いた先は・・・、

葵の家。

かなり遠回りになるが俺は中曽根家の裏口を知っている。

俺は30分くらい中曽根家の裏口に行くまで歩いた。

そこにはこじんまりとした裏口。

裏口を通る。

裏口から葵の部屋まではかなり近い。

木に覆われた細い道を俺は通っていく。

結構歩くと葵の部屋のベランダが見えてきた。

俺はその下まで行った。

小声で叫んだ。

君の名前を。
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