わたあめ
「俺、お前を幸せにするから。

 俺について来てくれよ。

 お前の為なら・・・何でもする。」

真剣な顔で拓哉は言った。

「・・・うん。」

「明日面談あるから。」

「え、誰との?」

「俺とお前とお前の祖父と。」

「・・・結婚の話だよね・・・?」

「あぁ・・・、多分。

 それと同棲のやつじゃねえか?」

「ん、分かった。

 ・・・おやすみ。」

「じゃーな。」

あたしは部屋に戻って、

寝ることにした。
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