わたあめ
2人は指を絡め合った。

ずっと、ずっとこの先も、

2人で生きていく。

そう・・・、決めたの。

「・・・昌。」

「・・・ん?」

「大好き。」

これ以上にない満面の笑みで笑った。

「・・・俺も。」

2人はまた深く熔けてしまいそうなキスをした。


「ぜってぇ、離さねえ・・・。

 愛してる、葵。」

懐かしい君の声。

「・・・あたしも。」


あたし達は永遠に・・・、

赤い糸で繋がれていく。

永遠に・・・、

永遠に。

-END-
< 336 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop