わたあめ
「嘘だろ?」

昌はあたしにキスをした。

やがて唇は離れる。

「大丈夫、何でもない。」

話題変えなくちゃ・・・。

昌は不安な顔をしていた。

 ずっと一緒にいたい。

でもきっとそれは叶わない。

 あたし達はもう一度

愛を確かめ合うように

キスをした。

 涙のような

青空の下で。
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