甘いcaramel


愛海なら絶対やるだろうね...


毎日、毎日あたしにくっついていそう...


「あはは...っ」


お腹を抱えて笑うあたし


だけど、やっぱり寂しくて...


結局は航大が居なくて...


遠いアメリカに行っちゃって...


「まだ泣くなっての。泣くなら、航大が行ってから泣け。アイツの前ではせめて、笑っててやれよ」


「ん...」


涙を拭きながら頷く


「じゃあ飯食いに行こうぜ。愛海達が待ってる」


颯太に手を引かれて降りて行く


「あぁ!!颯君が美空と手繋いでる!!」


リビングにはもうみんなが集まってる


「亮汰、高城を黙らせろ」


「うい~」


「むぐっ」


亮君が愛海の口を手で塞いだ










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