甘いcaramel


「おう、航大」


「あ?」


颯太が降りてきた


「美空は?」


「もちろん寝かせたよ」


俺が座ってるソファの隣に颯太が座る


「お前、今日も泊まるだろ?」


「もちろん。美空の隣にずっと居るって言ったし」


「そっか」


これなら、大丈夫だよな...


「美空の前では泣かないでくれよ?」


「泣かねえよ、絶対」


俺は泣かない、絶対


「ならいいけど。美空は必死に泣くの我慢してっからな」


「あぁ、知ってる」


見れば分かるだろ、それは


「だから、アイツの前ではせめて笑っててやってくれよ」


「...お前は美空が本当に好きなんだな」


安心した












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