甘いcaramel


「廉っ!!」


廉はもう二度と振り返らずに立ち去った


「廉の...ばか...」


あたしはその場に泣き崩れた


ショックが大きすぎて


もう廉とは会えない、抱き締めれない


そう思うと涙が止まらない


「ズズッ...」


「あ....」


上から聞き覚えのある男の声


見上げると、茶色い髪の毛で身長179の男


「...刈谷颯太...」


「てめっフルネームで俺を呼ぶなよっ」


「...うわーん!!!」


「ちょっ!?」


思いっきり泣いてしまった



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