《短》誤解から…本心の愛へ



電気をつける気分にすらなれなくて、ただ涙がとめどなく溢れるだけ。


あたしを好きだと、言ってくれた。


それは、彼女にも言っていた言葉だろう。


あたしは、今でも信じてるよ、その言葉。







そして、携帯を開いた。


最後に…


「幸せになってね。」


と、送信して…


翌日、あたしは携帯を解約した。


会社には、転勤願を提出して、前から行きたかった支社へ来週から通う様になる。


この部屋も今月で引き払う予定。


ここには、一人じゃ辛すぎるからね…



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