《短》誤解から…本心の愛へ



「何が…?」


トシが言っている言葉が理解出来ないあたしは、今までの重いをぶつけた。


「彼女が居るのを知っていて、トシに近づいたのよ!」


「か、彼女?ってなんだよ??」


知っていて近づいたんだから、今更そんな態度取らないでよ…


「長年付き合ってる彼女と結婚するんでしょ?」


「えっ?俺は…サヤカと…」


真剣な顔をしたトシから目を逸らした。


「俺が結婚したいのは…サヤカなんだけど…」



< 24 / 31 >

この作品をシェア

pagetop