《短》誤解から…本心の愛へ
その日、手につかなかった仕事のせいで、あたしは残業になってしまう。
そんなあたしを横目にトシは退社の準備。
あたしは、何とか別れ話を裂けたくて、
「今日は残業になってしまいました。食事はキャンセルします。」
無愛想なメールを送り、仕事を片付ける事に集中した。
あたしはトシに捨てられる。
こうでも、しないと残業どころか…深夜になってしまう。
そして返ってきたメールには、
「手伝おうか?」
こんな最後の優しさはいらないよ…