再会
「直輝君のことが好きとか言って、本当は洸君が好きだったんでしょ。相談とか言って、近づいてんじゃねぇよ!」

もう、何も言えなかった。
だって、洸君の家に行ったのは本当だし....

何も言わないあたしに、クラスの皆は....

「樹莉、最低だね」

「友達の振りして、裏切ってたのかよ」

などと言っていた。

あたしは、もう此処に居るのが耐えきれなくて、走って教室を出た。
< 148 / 216 >

この作品をシェア

pagetop