再会
「直輝.....謝ってないで、本当のこと.....ちゃんと、話してよ!......グスっ...ちゃんと言ってくれなきゃっ.....分かんないよ!....うぅ」

あたしは、もう訳分かんなくなって、泣き出してしまった。

「ごめん.....樹莉.....ちゃんと話すから」

直輝はそう言って、抱き締めてくれた。

「樹莉、もうすぐ誕生日だろ?」

「え?」

あたしは、急に思わなくことを言われて、びっくりしてしまった。
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