わすれたくて・・・
忘れたい!
気持ち
・・・・ココ、どこ?
耳を澄ませると声がかすかに聞こえた・・。
ダレ?誰?だれ?
向こうからだ・・・。
気がついたら勝手に声の聞こえる方に足が動いていた。
・・・何?この感じ・・。
なつかしいような・・
うれしいような・・。
なんていっていいのかわからないけど・・
早く声の聞こえるところに行きたい!!
足の動きが速くなる。
声の大きさが大きくなってきて
小さく人が見えてきた。
私は無我夢中で走った。
辿り着いた先にいたのは・・・・
母さん・・・
父さん・・・
お兄ちゃん・・・
匠輝・・・・
涙が溢れてきた・・。
こんな日がくるなんて・・・
みんな、笑顔で私を見てる・・。
・・・・ホ・・・ラ・・
アホ・・マキ・・ラ!!
ガンッ!
隣の川口大河のけりで私は現実に引き戻された。
あ、れ?・・・夢・・・?
・・・当り前か・・・・。ハァ