わすれたくて・・・
「え・・・?」
「ん?何?」
「匠輝のこと、怖いって思わない・・・の?」
「うん、別に・・・?」
信じられない。
匠輝は、授業だって時々受けてて、学校だってきてるし、
ケンカはするけど、肩が当たっただけとかでケンカとかはしない。
けど、発する言葉が怖い。
『お前、地獄見たいの?』
『お前に明日、来ないかもね・・』
とか、死ぬって言ってるようなことを口にする。
それに、Sすぎる。
・・・それと、髪と顔。
髪は金色に近い茶色。
顔はかっこいいけど、ピアスをつけていて、怖い。
話したこともない人は怖がって、匠輝に近寄らないだろう。
「え?何で?怖がらないといけないの・・?」
黙っていた私を不思議そうに見ながら大河が言った。
「・・・ちがう・・・大河は、わかってくれてるんだね・・・」
「え?何を?」
「匠輝のことを。」
「え?渋谷先輩のこと?」
「うん。怖がってるじゃん?みんな。」
「ああ、俺は、見た目で人を決めつけたらダメだと思う。
渋谷先輩の目、キレイだもん!目を見たら、その人がどんな人か分かるし!」
「・・・大河、それ、マジで言ってる?」
「んぁ?うん、まじだけど・・?」
「そうなんだぁ・・フフっ!」
匠輝のこと怖いって思ってない人、まだまだいるかも!
って思ったら、笑いが出てきた。
「なぁに、わらってんだよぉ?」
ニヤニヤしながら大河が聞いてきた。
「ん~?なんにも~?」
「ふーん・・・、元気になった?」
「え?」
「いつまでも落ち込んでんなよ?」
「ん?何?」
「匠輝のこと、怖いって思わない・・・の?」
「うん、別に・・・?」
信じられない。
匠輝は、授業だって時々受けてて、学校だってきてるし、
ケンカはするけど、肩が当たっただけとかでケンカとかはしない。
けど、発する言葉が怖い。
『お前、地獄見たいの?』
『お前に明日、来ないかもね・・』
とか、死ぬって言ってるようなことを口にする。
それに、Sすぎる。
・・・それと、髪と顔。
髪は金色に近い茶色。
顔はかっこいいけど、ピアスをつけていて、怖い。
話したこともない人は怖がって、匠輝に近寄らないだろう。
「え?何で?怖がらないといけないの・・?」
黙っていた私を不思議そうに見ながら大河が言った。
「・・・ちがう・・・大河は、わかってくれてるんだね・・・」
「え?何を?」
「匠輝のことを。」
「え?渋谷先輩のこと?」
「うん。怖がってるじゃん?みんな。」
「ああ、俺は、見た目で人を決めつけたらダメだと思う。
渋谷先輩の目、キレイだもん!目を見たら、その人がどんな人か分かるし!」
「・・・大河、それ、マジで言ってる?」
「んぁ?うん、まじだけど・・?」
「そうなんだぁ・・フフっ!」
匠輝のこと怖いって思ってない人、まだまだいるかも!
って思ったら、笑いが出てきた。
「なぁに、わらってんだよぉ?」
ニヤニヤしながら大河が聞いてきた。
「ん~?なんにも~?」
「ふーん・・・、元気になった?」
「え?」
「いつまでも落ち込んでんなよ?」