初恋の相手は俺様ヤンキー彼氏
「分かった」



「あたし1人で帰れるよ」



「じゃあね〜ちゃんと送ってもらいなさいよ」



「ちょっと美妃」



行っちゃった。



「行くか?」



「う、うん」



あたしたちは、歩き初めた。



「寒くないか?」



「大丈夫」



瞬は、優しいね。



2人の間に、沈黙があった。



2人の歩いてる音しか聞こえない。



どうしよう…気まずい。



「あのさ…」



「何?」



「俺…お前の事…」



瞬が、そう言いかけた時…


「愛架!」



「お母さん!」



あたしを呼んでいた声は、お母さんだった。



「こんにちは」



「こんにちは。あれ?愛架の彼氏?」



「ち、ちがうよ」



「友達です」



「そうなの〜?後ろから見たら、とても彼氏彼女に見えたんだけど♪」



「ちょっとお母さん!」



「瞬、ごめんね」



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