初恋の相手は俺様ヤンキー彼氏
ガタンガタン



「ギャ――――!」



あれ?瞬の声が、聞こえないんだけど…



瞬の、顔を見ると…
死んでるみたいな、顔だった。





「だ、大丈夫?」



「大丈夫じゃねー」



あたしのために、無理して乗ってくれてありがとう。


「じゃあ、俺の行きたい所行くぞ?」



「うん!」


瞬はニヤッと笑った。

でも愛架は、ニヤッと笑った瞬に気が付かなかった。


何処行きたいんだろう?



瞬が行きたい所まで着いていった。

ピタッ



えっ…
瞬が止まった目の前には…


お化け屋敷。
「入るぞ?」



瞬は、ニヤッっと笑った



「無理!無理無理無理!!」



だってここ、凄く怖いって有名じゃん!



「行きたい場所行って良いっていったじゃん!」



「そうだけど…」



「じゃあ、入るぞ?」



あたしは無理やり、お化け屋敷の中に入らせられた。


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