恋色直線
「俺はマラソンかリレー。長距離はダルい」
秋夜は勉強できないし、不良?って言えば不良。
でもスポーツ万能で中学の時は結構モテてたらしい・・・けど、
自分的にタイプじゃない。
『そうなんだ。頑張ってねー』
「応援されると調子狂う。」
カチン。
まだ会って1ヶ月も経ってないのにこの調子。
どうなるんだろうと不安を抱えながらHRは終わった。

『ねむ~』
当然朝は早い。オマケに学校まで遠いため、バス通い。
まぁ,鈴も一緒だし...
ってあれ?今日は鈴休みかな。
『おはようー』
「おはよう!琴梨っ♪」
なぜか鈴が目の前にいた。
『今日鈴早いねー。なんかいいことでもあったの?』
「えー。だってさ、今日から体育大会の練習だよ!授業半分しかないんだよ!」
忘れていた。
今日から体育大会の練習が始まるんだった。
幸い、体操着は持ってきていたため参加できそうだ。

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