自分が嫌い…~それでも私は愛された~【完】



『汚くしょうもない腐った友情を見せつけないでくれないかな?気持ち悪い。吐き気がしたよ…。』



そう言い捨てると俺と李夜から視線を外し俺らを背にした。



俺が簡単に逝くと思うな?



最後の力を振り絞り俺に刺さったナイフを抜き、そのナイフを手にそいつに切りかかる。



急に視界がぼやける。



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