自分が嫌い…~それでも私は愛された~【完】



それでも惹かれる私がいる。

『な…何で私にいちいち反抗するの?授業出て寝てたら楽なのに脳みそ入ってる!?』

つい言ってしまった可愛くない言葉。

『てめぇに関係あ゛んのか?おらぁ゛。』

可愛くないけどそんなに言わなくても良いじゃない!

『……るよ。』

『あぁ゛?聞こえへん!』

『あるっつってんのよー!!!!!』

さけんじゃったぁし…

『何でおめぇにあんだよ!!』

『それは…あんたがすきだから気になりすぎるんだよぉ゛!!』

私は叫んで猛ダッシュ。
見なくても分かる。
きっとばかしにして嘲笑って…っ!?

後ろを振り返ろうと思うと目の前に彼が居た。

『っっっ!?』

えーっえーっえーっ!?

声にならない声で叫びまくる。
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