自分が嫌い…~それでも私は愛された~【完】

李夜side




ずっと昔から好きな女。

友達にしかなり得ないはずだった俺の大切な大切な女。

柏木曖伊。

大好きって伝えられないのはツラいけど今の関係を壊すことは俺には出来ない。

この想いはずっと心の奥にしまっておこう。

曖伊が混乱しないように。

でも…もしも気持ちを伝えることが出来る日のために指輪を俺は持ち歩いている。

一種の御守り。



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