自分が嫌い…~それでも私は愛された~【完】
『…嘘だろ?』
何ぶつぶつ言ってんだこいつは。
PLLLL PLLLL
『…曖伊、どうゆうことだよ。』
《メールのまんまだけど!?》
『別れても友達って言っただろ?』
《やっぱり無理。それに…》
『なんだよ。』
《それに。。。》
『曖伊、もうメールも電話もすんなよ!!』
『ガヤは気にすんな。で、何だよ。』
《李夜が居るのっ!?何で一緒なの!?》
輪廻は確信した。
コイツは李夜に惚れた。
俺と離れて李夜のところに行こうとしてやがる。
ソンナ悪イ子ニハオ仕置キガ必要ダナ。
『ぐるだからだよ。』
李夜と曖伊の間のものがコレでもがき苦しめばいい。
《え…?》
『いろいろ話したい。李夜の事も教えてやる。土曜日に○×広場に19時に来い。来なかったら李夜は…』
《分かった。行くよ。》